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ケルンモザイクのこと 第1章-3

<ケルンモザイク>による彩色活動の展開

純色と清色と濁色

 それぞれの色相に黒も白もグレーも入っていない色が「純色」です。そして黒が混ざっているもの、白が混ざっているものが「清色」、グレーが混ざっているものが「濁色」です。清色や濁色は白や黒やグレーの混入の度合いによって「彩度」と言われる尺度があり、たくさん混入されている色は彩度が低く、少ししか混入されていない色は彩度が高いものとされています。純色はその点で最も彩度の高い色です。

 そして同じ色相の純色、清色、濁色は有彩色です。また、純色、清色、濁色は明度も関係しているので、「明度の高い赤の濁色」とか、「明度の低い純色」などと解説されることもあります。

(和久洋三著/『遊びの創造共育法 ⑥色面の遊びと造形』より抜粋)

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