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おもちゃの与え方 1/5

童具を上手に取り入れて楽しい子育てを

 では、子どもの成長の「主食」となる童具をどのように与えていったらよいか、お話ししたいと思います。

よいおもちゃのある環境づくりは親の役目

 最初に言えることは、常に童具とふれあうことのできる環境をつくってあげることです。
 童具には数量的な法則性(関係性)があり、いろいろな童具を組み合わせることで遊びが無限に広がりますが、その組み合わせを自由に考えることは、いろいろなものをひとつに「まとめる力」や、ひとつのものをたくさんのものに「応用する力」、そしてそれを実行する「創造力」に発展していきます。
 ですから、個々の童具で楽しむのはもちろんのことですが、他の童具と一緒に遊び、その結びつき、関係性を感じ取ることに重要な意味があります。雑多なおもちゃ箱の中に童具が一つ、二つあるのでは本領が発揮できません。まず、子どもの創造力を満足させるに充分な量の童具をそろえて、環境づくりをしてあげて下さい。
 (童具の関係性と意義について、詳しくは「いい積み木の条件」をご覧下さい)

 創造力はいろいろなものごとを結びつける力でもあるのです。
 そして、これから述べる子どもとの関わり方や、童具にまつわる話を参考にして、楽しい子育て、保育をしていただきたいと思います。

(和久洋三著/『おもちゃの選び方・与え方』より抜粋)

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