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ケルンボールのこと 5/5

おすわりするようになるまでの紐つきボール遊び

ケルンボールで遊ぶ-⑤

 以上、<ケルンボール>の遊びを紹介しましたが、私達はボールだけに取り囲まれて暮らしているわけではありません。乳児の目に映る世界も日ごとに変化し、複雑になっていきます。このボールで行った遊びを他のものごとにもできるだけ結びつけるようにして下さい。
 例えば、ボールを「高く高く、低く低く」などと言って遊んだ後に、乳児を上に持ちあげたり、下げたりしながら同じ言葉を繰り返します。一つの同じ言葉がいろいろな場面で使われることによって、言葉はしだいに子どもに正しく理解されるようになります。
 そして、ここにあげた遊びは、座ったり、歩いたりするようになってからも行って下さい。子どもはそれを喜び、言葉の理解はさらに確かなものとなっていきます。

『遊びの創造共育法 ②ボール遊びと造形』で他の遊び方も紹介しています

例)
・くるくる回す
・紐を長くして
・ぶつけ合わせて
・箸を使って

※『遊びの創造共育法』の詳しい紹介はこちら

(和久洋三著/『遊びの創造共育法 ②ボール遊びと造形』より抜粋)

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