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積み木の魅力 1/2

積み木で育つ「まとめ」と「応用」

 積木は百五十年以上も前にドイツの教育思想家フリードリッヒ・フレーベルによって考案されました。幾何的な形がいろいろなイメージをかき立て、豊かな造形遊びが楽しめます。フレーベルの考案した積木をはじめとした遊具には、子どもの成長を助けるいくつもの深い配慮がされており、私のつくる童具の根底には彼の思想が色濃く根づいています。

数学の基礎が身につきます

 数学とは、形、量(数)がつくりだす「秩序」の世界です。
 小学校に入学して、つまづきやすい教科が算数です。それは、算数が数字と紙面(平面)で表現された抽象性の高い教科だからです。はじめて出合う教科が抽象に片より過ぎると、わかりにくくなるのは当然のこと。しかし、幼い時から積木遊びをすることで、抽象的なものを具体的な形や、量(数)によってイメージすることができるようになります。そして、論理的に物事を考える力が育っていきます。

(和久洋三著/『おもちゃの選び方・与え方』より抜粋)

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