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ボールの魅力 2/2

誕生と同時に、まず最初に与えたい童具はボールです

手先や体を発達させ、「勘」の世界を開発します

 ボール遊びは必ず手と体を同時に使いますから、その発達を自ずとうながすことになります。大きさや感触の違いによっても扱い方が変わってくるので、できれば、何種類かのボールで遊ぶとよいでしょう。この、手と体を使う活動の繰り返しは、技能や知恵の頂点にある「勘」を開発させることになります。
 ボールに限らず、手を使って遊ぶおもちゃは脳が刺激され、知的発達をうながします。

生まれたばかりの赤ちゃんにまず与えたいのは、ボールです

 与えるボールの大きさは、小さな手でも握ったり、持ったりできるものがよいでしょう。赤ちゃんの柔らかい手に、角のないまろやかな手触りは、安心感を与えます。
 童具にも赤ちゃんに与えるのに最適な球体がいくつかあります。

(和久洋三著/『おもちゃの選び方・与え方』より抜粋)

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