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フレーベル『人の教育』解体新書 親と子の共育

親と子の共育
子どもの本質をみごとにとらえたフレーベル著作の現代版 フリードリッヒ・フレーベル著作『人の教育』が刊行されたのは、いまからおよそ二百年前。そこに著された教育思想を紐解き、フレーベルの言葉を現代の私たちにわかりやすい言葉に置き換え、一人でも多くの子どもを取り巻く方々に知って頂きたいと願って、『親と子の共育』は執筆されました。
子どもの生きる力を育むために私たちができることは、子どもが人間の本質を発揮できる環境を整え、見守ること――。
今日から実践できる「親と子が共に育つ共育」の指針。

フレーベル『人の教育』解体新書 親と子の共育
□ 価 格:各1,000円(税抜)
□ 判 型:A5版/108ページ/全ページ白黒(カバーのみカラー)
□童具館または童具取扱店でお求めください。
親と子の共育A
2017年2月15日発売
フレーベル『人の教育』解体新書
親と子の共育A 乳幼児期の発達
「親と子の共育A」本文より抜粋
遊びはこの時期の発達の中で最高に価値のある活動です。なぜなら遊びは子どもが自分の内面を自由に表現したもの、つまり、自己の本質を外に現わしたものだからです。
そして遊びはこの時期における子どもの最も純粋な精神的生産であり、同時に、生活全体の目標となる活動でもあります。そしてそれは、人間および万物に秘められている生活の模範とすべき活動でもあります。そのため、遊びは喜びであり、自由であり、満足するものであるうえに、乱れのないものでもあります。そしてさらに、外界との平和を生みだすものでもあります。そしてこれらのことを自分だけでなく、他者にも同様に与えることができます。
遊びはすべての善なるものが生まれでる源泉です。
身体の疲れるまで、飽きずに遊ぶ子は、成長すると心から他者の安らかな幸福を願い、ひいては我が身の幸福をさらに豊かにしようとする落ちついた根気のよい有為の人となっていきます。
子どもが熱心に遊びに没頭し、疲れて寝入る姿はこの時期の子どもの生活の最も美しい姿です。
この時期の子どもの遊びは、前述したように高遠深長な意義をもつものであって決していたずらごとではありません。それゆえに母親は遊びを励まし、援助して下さい。そして父親は遊びを保護して、妨害されないように見守って下さい。真の人間通、冷静で洞察力のある人には、この時代の子どもの自由な遊びの中に、その子の将来の内面的生活が芽生えていることが解る筈です。
子どものどんな遊びも草樹の子葉に似ています。なぜなら遊びの中には、その子の最も純真な素質や、最も奥底にある精神が発揮され、示されているからです。
フレーベルについて
■フリードリッヒ・フレーベル
チューリンゲン(ドイツ)で1782年に生まれ、1852年、70年の生涯を終えました。『人の教育』を著わし、母と子の教育のために史上はじめて幼稚園を創設し、乳幼児期の子育ての大切さや幼児期からの栽培作業=労作の大切さなどを説きましたが、とくにユニークな業績は球体から発展する幾何形体の「遊具」を考案したことでした。この遊具を媒介物として宇宙に張りめぐらされている統一的な原理を母娘に実感させる教育、またこれを通して人間が根本的にもっている創造的な欲求を満たし、創造力を十全に開発する教育を行いました。

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